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レーシック手術後は、市販の目薬を使っても支障は無いの?

レーシック手術直後に、点眼薬を処方されます。
なぜなら、レーシック手術では、角膜を触る手術になりますので、その際にレーザーで作ったフラップがしっかりと眼球に固定されるまで目薬の点眼も必要だからです。
特に、術後にドライアイになる人もいますので、そうした場合の対処法としても点眼薬が処方されます。

ある程度、こうした目のケアが必要になってくるのです。
では、この点眼薬は、処方されたものだけしか使用できないのでしょうか?
市販でも、ドライアイ専用の目薬はドラッグストアなどで販売され気軽に手に入ります。
しかし、レーシック後、目に疲労感がある場合は特に、市販の目薬は、目に染みることがよく言われます。

症状の回復にはなるかもしれませんが、万一ドライアイになると、比較的長い間使用しなくてはならないので、毎日しみた状態で使い続けるのもきつくなってしまいますよね。
また、市販の目薬は、長く使えるように防腐剤も入っているので、レーシック後の目に良いものではありません。
病院で処方される点眼薬には消費期限のようなものもあります。

レーシック当日に処方される点眼薬も、実は消費期限があり、しかもそれは一週間という短い間なのです。
たいていは目の渇きを防ぐための市販の目薬なので、レーシック後のケアとして相応しいものかどうかは、判断できません。
もっともよいのは、医師が処方した点眼薬を使い切ること。
レーシック後の眼球は、とても繊細であることを心にとどめておきましょう。

万一、市販の目薬を使用した際に、目にトラブルが起きても、レーシック手術とは関係ない目薬を使用していた場合に再手術や保障が効かないことがほとんどです。
そうした場合、痛みを生じるのは自分の目なのです。
アフターケアも、ご自身で行うことが基本ですので、もっとも目にとって良い点眼薬を使い切ることが、予後の安定につながります。
ご自身の心がけで目を守る意識が、とても大事かもしれませんね。

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