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レーシック手術後に太陽がまぶしく感じるのはどうして?

レーシック体験談の一つに、レーシック手術後、車の運転がなんだか怖い、電車にのって帰宅中に目が沁みたり開けて居られなくなったといった症状がよく聞かれます。
これは、どういったことなのでしょうか?

レーシック手術は、その完了した瞬間から、視力が回復しているということで画期的な技術ですが、完全にレーシック効果が安定するまでの間には、様々な症状が現れることがあります。
中でも、よく聞かれるのが、太陽の光がまぶしく見える「グレア現象」という症状。
そして、ぼんやりと見える「ハロ・グレア現象」のふたつです。

レーシック後、だいたいの人が感じるまぶしい感じというのは、このハロ・グレア現象のことをいいます。
レーシックの手術では、光を受ける量を調節するため、反射の状態がこれまでとは変化します。
そのため、目がうまく調節できずにある状態に、こうした現象が起き、違和感を感じると考えられています。

この現象は、一時的な症状であって、たいていの場合は、徐々に改善し、消滅していくため、最初は驚いてしまう人が多いようですが、慣れていきますので安心してください。
ただし、この間の車の運転や、過度な外出は避けたほうが良さそうです。
特に、光を多く見ることになる夜間の運転や外出は控えましょう。

光がまぶしく見える仕組みとしては、このような背景があるのです。
また、もう一つ考えられることがあります。
レーシック前の適応検査では、動向を開くために、点眼薬を用います。

このとき、光がまぶしく見えたり、目の前が見えにくくなったりと、普段とはちがう症状が出ることがあります。
こうした症状が続くと、不安になってしまうものかもしれませんが、こうした症状も目の本来のはたらきです。
目もレーシックの準備をしていると考えて大丈夫な症状といえます。

しかし手術後に見え方がおかしいとか、違和感が続くようであれば、医師の診察が必要になるでしょう。
そのときの症状は状況によって千差万別なので、何よりも自分の目の安全のためには、医師の診察が一番信頼できます。
違和感がある場合は、すぐに相談しましょう。

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