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レーシック手術に出るフラップ生成って何のこと?

レーシック手術のときに、フラップを作成するという工程があります。
レーシックをしたことのない人は、初めて聞く言葉でしょう。
このフラップとは、何のことなのでしょうか。

レーシックの際には、角膜の表面を削る作業が行われます。
昔は、この角膜を直接メスを入れることで削っていたのですが、最近では、レーシックにエキシマレーザーという安全で最新の技術が取り入れられているので、
以前のようにリスクのある施術方法は行っていないところがほとんどです。

フラップとは、角膜の表面にふたをかぶせるイメージです。
そのふたの下の層の角膜を、レーザーを当てることによって削るのです。
そのため、基本的にフラップがなくても角膜を削ることはできるのですが、フラップが必要なのは、レーザー照射する際に、視力回復の効果を高めるために必要な工程です。

アメリカでは、こうした方法が一般的でしたが、日本でもこの技術が浸透し、主流となっています。
フラップを作成して行うレーシックは、成功率も圧倒的に多く、一度めくられたフラップは、手術後に自然に密着するようにできており、元通りの角膜に戻す働きもします。
とても柔軟で、繊細にはたらくのがフラップです。

こうした成分なので、非常に繊細で、フラップが安定するまで日常生活でも気を遣っていなければなりません。
たとえば、激しい運動などで身体をゆすること、汗が目に入るくらいの激しいスポーツに熱中することなどは、医師からも禁止されると思います。
カウンセリング時に指導される医師からの助言は、術後の目のために絶対に守りましょう。

フラップは、術後約一週間~10日前後でしっかりくっつくと言われていますが、個人差もありますので、普段よりも目に配慮して過ごすことが最も安全な予後を過ごすコツです。
普段からスポーツに励んでいる人は、フラップがしっかりついたことを確認することが必要なので、医師から予後の診察を受けてOKのサインがあってからスポーツなどを再開しましょう。
基本的に、レーシック料金は、フラップの作成方法によって変わってくるので、レーシック手術を受けようと思う人は、一度クリニックでの各プランを調べてみることをおすすめします。

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