レーシック手術後のアイプチは危険?
現代は、画期的な商品が続々と登場しているもので、二重手術をしなくても、一重のまぶたを二重に見せる商品があります。
それはアイプチと言って、ドラッグストアや雑貨店には必ずおいてあるものです。
アイプチは、まぶたにシールを貼って二重の線を作るものから、接着剤のような糊状になっていて、直接まぶたをくっつけてしまうものまで、種類があります。
シールよりも、最近は糊状のものが主流かもしれません。
取れてしまっても、化粧ポーチの中に持ち歩いていればさっとお直しができます。
もはやファンデーションと一緒ですね。
簡単に使えるアイプチは、整形していないのに、ぱっちり二重が実現する、画期的な優れものなのです。
このアイプチですが、まぶたという眼球に近い繊細な皮膚に触れるものなので、当然ながらレーシック手術の直後の使用は好ましくありません。
特に糊状のものをつけるタイプは、皮膚をくいこませて、ぐっと眼球に近い皮膚を持ち上げるため、目にかかる圧力もさることながら、眼球に触れる可能性もあります。
こうした危険性をはらんでいることを知れば、使わないに越したことはありません。
でも、アイメイクをしないと外出したくない、人と会いたくないと言ったポリシーをお持ちの女性も少なくないのです。
そうした方が、どれくらいからアイメイクをはじめアイプチなど普段のメイクができるのかと言いますと、約一か月の辛抱が必要かと思われます。
なぜなら、レーシック手術時に角膜に着けたフラップが安定するまでにそれくらいの時間がかかると言われているからです。
フラップは、ちょっとした運動でもずれる可能性があるため、術後の運動も控えなければなりません。
それと同じくらい、アイメイクの負担は大きいものと言えるのです。
視界にゆがみが起こったり、何らかの障害が起きると、また時間を費やして再手術になることもありえます。
だいたい、一か月もすれば、フラップが角膜に密着して、そのころからはがれないようになるので、アイプチや目に刺激のある可能性がある行動は、それくらいの時期から再開しましょう。
若い女性は、おしゃれに夢中になってしまい、必要なことをうっかり忘れてしまうこともあることでしょう。
レーシックは、目のれっきとした医療行為、手術であることを肝に銘じて、してはいけないルールを守れるように心がけましょう。